はみがきの時間

ごはんを食べたらはみがきを忘れずに

絶対 私のこと好きやろ?

少しだけ、仕事が落ち着いてきた。

▶11/10(金)

早朝会議。この日は来週から始まる面談の準備、書類の確認などを実施。中でも一番楽しかった仕事は来週の歓迎会のための横断幕を作ったこと。こういう作業が好き。誰かの心がちょっとうれしくなるようなことをするのが好き。予約しているお店に掲示許可をもらう。知人のお店なので、すんなりとOKもらえた。「阿修羅ちゃん、自分の送別会を自分を企画してるのかと思って哀れになったよ…よかった、後任の歓迎会で…」というお言葉をいただいた。でもま、自分で自分の送別会をするのも嫌じゃないよ。結婚披露宴みたいなものだよね?

終業後にクラフトビール屋さんの友人Mさんに頂き物のおすそ分けに行った。そのままSちゃんも合流。久しぶりに3人で飲んだ。私がいまキュンときている男子【恋の始まりが秒で粉砕した人】(仮名:キュンさん)の話になる。

 

ashuranran.hatenablog.com

 

Mさんは Sちゃんとキュンさんをくっつけようと考えたみたいでSちゃんも乗り気。私は正直に「私、彼のこと 好みだから、そういうの嫉妬しちゃう」と申し出た。でもま、そうなったらそうなったでそれもまた運命だもんね。私はいなくなる人間なのだ。邪魔する権利はないよね。なんだかんだと楽しく飲んだ。

Sちゃんと別れて、Mさんと寄った行きつけのバーでキュンさんに偶然出会った。21日ぶりである(数えてる私キモイw)

Mさんが「阿修羅ちゃんがキュンさんのこと好み!って言ってたよ」と暴露し「お似合いだから付き合えばー?」とけしかける。「あと2か月しか札幌にいない人と付き合ってどうするんですか」ともらい事故で振られる。笑 

でもそのあと、呑んでるときに「今日は仕事中に阿修羅ちゃんのこと考えてたよー」とか、私の左腕しか映ってない誰かのインスタを見て「これ、阿修羅ちゃんだよねー?」(マジでなんでわかる?)とか。絶対私のこと好きやろー?と感じるような言葉を繰り出してくる。でも確信がもてない。よく考えたら、そもそもの始まりは彼からのアクションだったはずなんだけど。一筋縄じゃいかなくて不安になる。モテる男は怖いなぁ。

3人で深夜3時にお店を出て、てくてく帰る。二人きりになった。最終的な意思を確認して彼の部屋を向かう。私は「すごーく会いたかったよ」と言ってキスをした。「全然そんな感じ見せないくせに」と言われる。それはお互い様で私たちは自分から「会いたい」とは言わない。二人のLINEは膠着状態。偶然の出会いを待つのだ。こうやって、すでに何回か関係を持っている。お店の治安とお互いのキャラを守るために絶対に秘密。「平常運転、追わない。手を出さない」とか言いながら全然我慢してない。大人なのにね。でも大人だからバレてない自信もある。

たまに会って、二人になってたくさん話して、二人でしかできないことをしてる。一緒に寝てるのに「いま、阿修羅ちゃんの夢を見てた」って言うかわいいひと。絶対私のこと好きやろ?

いつも「ありがとう、またね」と言ってキスをして彼の部屋を出るけれども次の約束はしない。ああ、絶望的に未来がない事をしている。

私は彼への近づき方を間違ったし、受け入れ方も間違ったんだな。悲しいけど、これしかない。平常心を装って腹を探り合うのだ。むなしいぜ、大人。