うちの会社は親分がとっても気性が荒いので、親分の直下で働く人は
なんだかんだと辞めていく。
きれちらかしお局はそのきれちらかし親分の下で働いていたのですが
ついにとうとうのとう、お局さんが退職の意志を固めてしまった。
性格がツワモノ同士だったのでうまくいってるところもありつつ、全然うまくいってなかったところも多々ありつつで
ギリギリのバランスで保たれていたのだが、決裂した。
親分は下げたくない頭を下げたが、もうお局には許してはもらえなかった。
そうかそうか。でしょうね。人間だもの。許したくないわな。
そこから親分からの重箱の隅をつつくようなしつこくてくだらない意地悪がはじまった。
お局氏がいなくなることは私としてはさみしい。共に戦った同志がいなくなるのですから。
でも今までのふたりのバトルをみていたら、親分の言うことはただのパワハラだし、人を深く傷つけるものだし、労基案件だと思う。
ここまで不満しかない職場で「責任感」だけで耐え続けてきた彼女はもう幸せになってほしいと思う。
お局氏本人としては引き止めてほしかったと思う。
かなりの裁量と仕事量があるのでいなくなられては困る人なので、えらい人が引き止めるだろうと思われていた。
だが、親分の息子が引導を渡してしまった!!!
息子は非常に冷静沈着で「親分の意に反したあなたが悪い」的なことを言い放った。こわー、息子、こわーーーーーーーーーーー。
「社員が交通事故で突然死んで明日から来れないとなったら、それでも組織はどうにしてその穴埋めをするのだから、あまり責任感を強く持ちすぎないで、休んでみてはいかがですか?」と。
「あなたの考え方は偏っている」と。
「父親とはいえ親分をどうにかすることは不可能です」と。
この話の登場人物の中で一番感情がなくて怖いのは息子だな。
恐らく再来週あたりに大きく物語は動くと思う。
辞めなかったりして!笑
おわり