はみがきの時間

ごはんを食べたらはみがきを忘れずに

処方箋

近頃の私は沸点が低く、すぐにキレていた。

基本的には仕事が難航してることが原因。で、くたくたで家に帰るとグダグダの恋人がいる。「ごはん作る元気ないから、あしゅらちゃんが作って」などと言われる。

家でうだうだしてただけのくせに仕事で疲れたわたしにごはん作れとは何事だ!

「家でごはんを作る人=女性」ということか?????などと怒る。

こういう怒り方に反省はするんだけど、潜在的ミソジニー的な思考にはカチンとくるし、別にそもそも恋人に養われてないし、なんならわたしの家に住んでるし。

平等を求めるというか、養ってやってるんだぞ!系の昭和男子の考え方なんだろうな。めんどくさい女。笑

恋人も恋人で自分の思い通りにならないことがあるとたちまち不機嫌になる。

わたしは解消法を知っているのに、やらないもんだからますます不機嫌になる。

かわいい。

「僕は我慢している」アピールが半端ない。それを表現している時点でもう我慢できてないわけだけど。笑

かわいい。

 

私は幸せになるためには結婚してはいけない人種だと思う。

お相手も幸せにはなれないと思う。

やっぱりちょっと変わってるんだと思う。

 

で、そんなわたしに恋人が温泉旅行をプレゼントしてくれた。

リトリート。避難。逃避行。ぜーんぶ忘れてただただだらだらするだけどの2泊3日。

寝てても起こされないし、部屋はいつもきれいだし、ベッドが広いから二人でものびのび眠れるし、三食昼寝付き、温泉にも好きな時に入れる生活。気が付いたら寝てる生活。

やさしい人だ。ありがとう。

 

ただずっと、癒されてる私に「あしゅらちゃんのために計画したんだよー」「素敵な旅でよかったねー」「誰のおかげー?」とアピールが半端ない。

かわいいけど面倒だ。

なにかいい行いをしたときにすごく褒めてほしいんだと思う。

子供だと思えばいいのか?生んでないし、大きすぎるけど。

 

そして私は愛してるのに、こねくりまわして考える女(全自動)